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17時15分、パリ行き。クリントイーストウッドは87歳。

3月になりました。
高校の卒業式が終わったらしく、花束を持った生徒たちをたくさん見かけました。校門には、「祝卒業」と書かれた看板があり、いよいよ今年度も終わりだなという季節になりました。

私はと言えば、さっそく、今日封切になった映画、クリントイーストウッド監督の「17時15分、パリ行き」を見てきました。彼の映画はどれも大好きです。時に重くて心にずんと来るものがあるのですが、今回はそうではなく、かと言って決して軽いものではなく、人間への賛歌のような温かいものが感じられます。
予告編が流れ始めたころから、観に行こうと思っていました。今日は1日で、映画割引の日です。まあ、映画だけはシニア割引が使えるので、いつ行っても割引料金で見られるのですが、たまたま、今日の新聞に映画評が出ていたので、すぐに出かけました。とてもよかったです。

「17時15分、パリ行き」は、事実に基づいた話で、列車内で起こった銃乱射事件に立ち向かった3人、事件が起こる前はどこにでもいるごく普通の若者の話です。主演の3人は事件の当事者の若者が演じています。
大きく3つのパートで話が進んでいきました。ネタバレにならない程度で概要だけ書くと、1つ目は、彼らの少年時代の話。友情が結ばれていく様子。2つ目は、彼らのうちの一人、スペンサーを中心とした軍での訓練の話。そして3つ目はもちろん、列車内での事件の様子です。今までありふれた日常の時間が流れていたのが、ここで一気にクライマックスへ。思わず手を握りしめる場面が展開します。

「その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった」これがこの映画のキャッチコピーです。ホントに、自分たちの未来なんて誰にもわからないもので、退職してからの自分の環境も思わぬことの連続でした。

さて、監督のクリントイーストウッド、なんとお歳は87歳。バリバリの現役、こんな素敵なストーリーを作るなんて本当に尊敬します。新しい物を作り上げていく創造力やバイタリティーに衰えはなく見習いたいものです。外見はさすがに、おじいちゃんになりましたが、相変わらずのクールガイには違いありません。
退職してのんびりなんて、言ってられないなと思いました。

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